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紀伊国屋「おすすめの1冊」

2023年7月6日

タングル

今年デビュー20周年を迎える作家、真山仁がシンガポールを舞台として書いた小説が、この『タングル』だ。
真山仁は『ハゲタカ』シリーズで特に知られ、綿密な取材に基づいた経済小説に定評がある。
 
また今作のメインテーマとなる題材は、近年注目が高まっている量子コンピューター。
量子コンピューターについては関連書籍も続々刊行されており、その開発は今後ますます脚光を浴びると思われる。
この小説は、登場人物たちが日本とシンガポールとの間で量子コンピューターの共同開発プロジェクトを立ち上げるという物語なのだ。
 
なおこの小説はもともとシンガポール政府観光局(STB)の依頼によって書かれたもので、その内容についてもSTBが全面的に協力しているとのこと。
日星両国の共同作業によって生まれた経済小説である。
 
紀伊国屋シンガポール ウェブストアでチェック(ISBNコード:9784093866606)

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