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2022年11月28日

サッカー日本代表スポンサー一覧とそのメリットとは?


 
ワールドカップに関して、日本代表選手についての情報は多く見られますが、ほとんどの人が彼らを支えているスポンサーについての情報を把握しません。企業はなぜチームをスポンサーとして支えるのでしょうか?詳しく解説していきます。
 

サッカー日本代表チームのスポンサーになることのメリットとは?


 
ワールドカップ出場チームは32カ国ですが、予選を含めると209のFIFA加盟の国と地域の代表チームが出場しています。その中から選ばれた国の代表試合となると、世界各国で試合があり、テレビや新聞、Webメディアなど、世界中のメディアを経由してチームや代表選手が露出することになります。ユニフォームや試合会場にスポンサー企業名がプリントされていたり、試合の冠名として「◯◯企業プレゼンツ」と紹介されることで、企業は知名度を上げることができます。これが視聴者に対して親近感を生み、長期的に売り上げへと貢献していきます。ちなみに、スタジアムへの観客動員数だけでも、1994年のアメリカ大会では約358万7000人、2014年のブラジル大会は約343万人、テレビ視聴を合わせると260億人超となっています。これは夏のオリンピックの5倍の視聴人数と言われており、時差と国境をを超えたコアファンへのアプローチという意味ではとても影響力を持っています。
 
また、スポンサー企業向けに試合のチケットなどを優先的に貰うことができることもあり、福利厚生の充実に活用することができます。そしてもちろん、こういった知名度や福利厚生への取り組みが新規社員の採用に貢献することもメリットであると言えます。こういった理由から、より注目を集めるチーム、選手へ企業が支援を申し出る仕組みとなっています。
 

現在のサッカー日本代表・スポンサー企業一覧

JFAによると、スポンサーにも様々な種類があります。現在オフィシャルスポンサーは、長らく支援を続けているビールや清涼飲料水などの飲料メーカーKIRINが務めています。2022年12月31日にその契約が切れるので、継続するかどうかに注目が集まっています。オフィシャルサプライヤーは一流スポーツメーカーであるadidasです。その他、サポーティングカンパニーとして、航空会社である日本航空、一大メディア企業である朝日新聞社、金融からはクレディセゾンとみずほフィナンシャルグループ、不動産デベロッパーー大東建託、リテール企業のファミリーマート、通信会社大手のau、保険会社であるMS&ADインシュアランスグループホールディングス、タイヤ・自動車部品メーカーのTOYO TIREが名を連ねています。
 

ワールドカップ・カタール大会の楽しみ方

名だたる企業にサポートしてもらっている日本代表。そのサッカーの試合の楽しみ方は色々あります。試合会場で直接観戦、テレビ経由で観戦、ゲームで代表戦を模して自分でプレイしてみる、などがメジャーどころとして挙げられますが、最近では順位や得点数などを予測する楽しみ方もあります。スポーツベッティングと呼ばれ、勝敗だけでなくいろんな角度から試合を見ることができるので、新たな楽しみ方として徐々に人気を高めています。W杯ベッティングでは各試合の勝敗や得点だけでなく、優勝国や最優秀選手、かなり細かい予想にも賭けることができます。
 

ワールドカップをきっかけに世界から注目を

昨年オリンピックが行われた日本。こういった世界大会は開催国自体に世界各国からの注目を集めるきっかけにもなります。日本もアフターコロナを意識し、短期滞在での観光ビザ免除なども始まっています。外国人観光客に自国の魅力を伝え、世界規模での経済効果を期待する上でも、ワールドカップ始めこう言った世界大会は、より一層盛り上がっていってほしいものです。

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