日本、10月に観光ビザなし渡航を再開へ

　日本経済新聞は9月15日（木）、世界的な観光業の回復から利益を得ることを目的として、日本は10月に個人観光ビザを解禁し、1日の入国者数の制限を撤廃する見込みであると報じた。
 
　この変更に伴い、日本は米国や他の特定の国からの短期旅行者のビザを必要としなくなり、1日の入国者数の上限も5万人分廃止されると同メディアは伝えている。
 
　シンガポールも日本への入国ビザが不要になる国のひとつになると考えられる。
 
　岸田文雄首相は、数日中にこの変更を発表する予定だという。
 
　タカ派的な米連邦準備制度理事会（FRB）のせいで、円はドルに対して24年ぶりの安値付近に低迷しており、日本政府は旅行条件を緩和することによって、観光客の購買力の増加を利用することで利益を得られると、報告書は付け加えている。
 
　日本は先週、1日当たりの入国者数の上限を2万人から5万人に引き上げ、出国前のCovid-19テストを廃止し、主要国の中で最も厳しい国境措置の一つを緩和した。
 
　パンデミック以前は、日本は68の国と地域に対して観光ビザを要求していなかった。