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熱帯綺羅

2010年2月1日

国際色豊かな祭典 チンゲイ・パレード

パレードの準備、目下進行中

今年のチンゲイ・パレードは2月19日、20日に開催。参加チームは本番に向けて最後の仕上げに余念がありません。

1月のある日、スティルト・ウォーカー・チーム「Tian Loong Kong Stilt Walkers」の本番会場でのリハーサルを見学させてもらう機会がありました。彼らが使うスティルトは、一番低いものでも5フィート(約150cm)。更に高い6フィート(約180cm)、8フィート(約240cm)のスティルトも登場します。一番高い8フィートで登場するのは、スティルト歴30年の大ベテラン、アブドゥル・ラーマンさん。シンガポールで初のマレー人スティルト・ウォーカーでもある彼は、スティルトを着けてのジャンプもお手のもの。取材当日は、リハーサルの前にちょっと低めのスティルトを着けてバック転を披露してくれました。

この日はコースを実際に歩いて、観客に向けてパフォーマンスを行うポイントや、ポイント間の距離を、他の参加チームと一緒に動きながら確かめていました。

毎年8月9日に開催される「ナショナルデーパレード」と並ぶ一大イベント「チンゲイ・パレード」で、シンガポールならではの国際色豊かなお祭りの雰囲気をぜひ楽しんでみてください。

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今年の会場、F1トラックのピット前。リハーサル前にスティルト・ウォーカーのラーマンさんが、スティルトを足に着けたままバック転を披露

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リハーサル中のスティルト・ウォーカー・チーム。本番では炎をイメージした華やかな衣装で登場する予定

文= 石橋雪江
写真=シンガポール日本人会

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.161(2010年02月01日発行)」に掲載されたものです。

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