2017年3月6日
自家製の豆腐を使ったスンドゥブチゲをメインに バラエティ豊かな韓国料理を提供
韓国料理レストラン
昨年開業した超高層複合ビルであるタンジョンパガーセンター内に、今年1月にオープンした韓国料理ダイニングレストラン「SBCD Korean Tofu House」。シンガポールへの出店はこれが初となる同店、本格的なスンドゥブチゲなどバラエティ豊かな韓国料理を提供している。
スンドゥブチゲやカルビ、プルコギなどに加え、韓国のりやキムチといったサイドメニューも充実、「complete meal」として韓国の食卓の味を再現してくれる。看板メニューのスンドゥブチゲ(18.9Sドル~)は、毎朝店内で作っている自家製の豆腐を使った一品。材料の大豆は韓国・坡州市で生産された高級品で、創業者兼CEOのケビン・ナム・キョン・スー氏が毎朝その品質をチェックしている。
豆腐はソフトでありながらも弾力のある食感が特徴。良質のタンパク質やカルシウム、アミノ酸など栄養価が高い一方で、コレステロールの少ないヘルシーな一品だ。スープにも徹底的にこだわっており、3~4日寝かせることで旨味を引き出している。スンドゥブチゲには、カキやフィッシュケーキ、ハム&チーズなど10種類のバリエーションがあり、辛くないセサミ風味は女性にも人気。また辛さは4段階から選ぶことができる。
メインディッシュもカルビやプルコギ、ビビンパなどさまざまなメニューを取り揃えており、スパイシーグリルチキン(25.9Sドル)などが特に人気という。ライスにも石焼鍋でサーブするこだわりが。お椀に盛った後、おこげが残った鍋にお茶を注ぐことで韓国風のお茶漬けとして楽しめる。お酒のラインナップも充実、韓国の代表的なビール「hite」(10Sドル)のほかマッコリやソジュ(それぞれ18Sドル)もあり、韓国料理との相性は最高だ。
ランチからディナーまで対応しており、ランチセット(14Sドル)は持ち帰りも可能。広々とした店内には120座席があり、うちプライベートエリアとして24席を備え、宴会などにも対応できる。明るく清潔感があり、家族連れでも気軽に足を運べるだろう。MRTタンジョンパガー駅に直結しておりアクセスも良好だ。
オフィスも多いタンジョンパガーの中心部にあるこの店、仕事で疲れた体を温かい韓国料理やお酒が癒やしてくれるだろう。ヘルシーなメニューは女性からの人気も高く、ビジネスパーソンや家族連れまで幅広く利用できる。日本人の客も増えており、今後もシンガポールでの出店を強化する予定という。