2016年4月22日
一流シェフがこだわりの素材でもてなす絶景レストラン Stellar at 1-Altitude
ステラー・アット・ワン・アルティテュード
店名にもあるStellar、まさしく“星のように”天空に近い場所にあるそのレストランは、MRTラッフルズプレイス駅近くの高層ビルの最上62階(地上272m)にある。「Stellar at 1-Altitude(ステラー・アット・ワン・アルティテュード)」は、天井から足元まで広がる全面ガラスでマリーナベイサンズの眺望が眼下にひろがるシンガポール屈指の絶景レストランだ。
レストランを率いるエグゼクティブシェフのクリストファー・ミラー氏は、TV出演でも知られるアントニー・ウォラル・トンプソンのもとで長く腕を磨き、現在はプレステージシャンパンのドン・ペリニョンのオフィシャルアンバサダーなど努めるなど、その実力と感性はおり紙つき。こちらで供されるメニューは、ミラー氏の出身地であるオーストラリアをバックボーンにした素材ありきの軽やかなヨーロッパ料理が中心だ。「私が目指しているのは、素材のテイストを極限まで生かし、程よい塩加減で仕上げるピュアな味わいです。そのため広大な自然に囲まれたオーストラリアをはじめ、世界各地の新鮮な食材を探すことに時間をかけています。常夏の国・シンガポールでも食で季節感を感じてもらいたい」とミラー氏。
特におすすめなのはオーストラリア産TAJIMA WAGYUのビーフメニュー。兵庫県の但馬黒毛和牛の交配種を飼育するオーストラリアの牧場にStellarは自社で20頭所有しており、一頭丸ごと新鮮な状態で入手するというこだわりようで、レストランではビーフのあらゆる部位を味わうことができる。おすすめは、バランスよくセレクトされたコースメニュー。6コースの「Constellations(=星座)」メニュー(130Sドル++)にはTAJIMA WAGYUテンダーロインが、シェフのデギュスタシオン「Antipodes(オーストララシア)」(190Sドル++)には、TAJIMA WAGYUロース、テンダーロイン、友三角の3種の部位が楽しめる一皿がメインとなっている。また、デザートには、DESSERT ARTをオーダーしよう。パティシェが目の前で美しいデザートを「描き」あげてくれる。
年に数回、世界のトップシェフがミラー氏とコラボレーションに訪れることでも知られるStellar。特別な記念日や誕生日などに出かけたい、とっておきのレストランだ。