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表紙の人

Vol.264

2014年9月1日

長尾 健太郎さん

シンガポール日本商工会議所(JCCI)事務局長。

asiax (14)今年3月に大阪商工会議所から出向し、来星。日系企業の進出の勢いはいまだ衰えず、登録会員数は800(個人・法人計)と過去最多となっているという。「お問い合わせに即答できるよう、日々勉強です」。

自然豊かな大山のふもと、鳥取県米子市出身。そんな中で初めて「海外」を意識したのは、中学校の授業中に何気なく見た社会科の資料集だったという。スリランカで茶摘みをする人々のカラフルな服装に「こんなに鮮やかな服を纏う世界が、この世にあるのか」と見とれた。大人になったら色々な国を見てみたいという夢とともに、南アジアの世界に強く惹かれるようになった。
貧しい国のために働きたいという思いから、筑波大学で開発経済学を専攻。就職した銀行での勤務を経て、2005年に大阪商工会議所に入所した。初めの4年間は、中小企業向けの研修部門で働いた。営業の方法からマーケティング手法、法律、人事のことまで、ユニークな企画を実現しようと、幅広い分野の勉強を重ねたという。その後、希望がかなって国際部へ。主に中東やインドを担当地域に持ち、海外進出を目指す中小企業のために、視察団を編成したり、逆に日本に呼んで商談会を開催したりするなどの支援を手掛けた。サウジアラビア、レバノンなどから多数の企業のバイヤーらを呼んで商談会を開いた際には、多くの契約がまとまったといううれしい成果もあったという。
趣味も国際色豊か。大阪在住時代には、南米のフォルクローレギターを弾いて、ライブハウスなどでバンド演奏に熱中した。「多様なリズムと、南米音楽の独特なカッティングが好きですね」。
来年はシンガポール建国50周年、再来年は日本シンガポール外交関係樹立50周年となり、節目となる重要な年に向けた企画などの任務を担う。「次の50年に向けてシンガポールとの新しい協力の仕方を目指したいですね。50年の中で日本の企業がどのように当地でお世話になり、また貢献したか、シンガポールの人々に知ってもらえるような企画を考えたいです」。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.264(2014年09月01日発行)」に掲載されたものです。

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