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表紙の人

Vol.265

2014年9月15日

杉本 陽香さん

Beam Suntory Brand Executive。

asiax (13)2010年に入社したサントリーの海外トレーニー制度に手を挙げたのがきっかけで来星、高品質ビール「ザ・プレミアム・モルツ」の販売代理店で傘下のBeam Suntoryで同製品のブランド担当として研修中。

世界各国のメーカーや地ビール・クラフトビールが火花を散らす「刺激的」なシンガポール市場の中で製品の存在感を高めるために奮闘。現在は、東京行きの往復航空券が当たるキャンペーンなどを実施、サントリーのこだわりである「日本産」を伝えながら高品質をアピールする手法で、当地の人々に訴えかけている。
お酒全般が好きだったのも同社への就職を決めた理由の1つだった。「おいしいお酒と食事を楽しむ瞬間が、一番幸せ。お酒とともに、一緒にいる人たちの『人間臭さ』が出てくるのもうれしい」。特に好きなのはワインで、ソムリエと同等の資格「ワインエキスパート」も取得した。「さらっと受け付けられて、日本人の食に合う」と感じる、国産の甲州ワインや、自然派ワインなどを好む。東京で働いていたころは、イタリア料理やフランス料理から日本の居酒屋まで、幅広くお酒と食の探求に励んだ。
中学生の頃は、バスケットボールに打ち込み、強豪校を目指していた。しかし、卒業間際にひざを故障し一時車いす生活だったことも。高校では、その代わりに英語などの勉強に打ち込み、1年間のカナダへの交換留学も経験した。
就職してからは「サントリー社員として、お酒を飲むときも素敵にかっこよくありたい」と、またランニングを始めた。「飲むことと食べることが大好きだから、一生やめられないでしょうね。うまく付き合うために、体調管理には特に気を付けています」。当地でも、今年12月のシンガポールマラソンへの出場を予定。これが2度目のフルマラソン挑戦となる。「自己ベスト更新を目指します!」。マリーナベイ周辺で、平日は週1度、5〜10km、休日は10kmを一人で黙々と走っている。走り終えた達成感とともに、お酒を味わうのももちろん楽しみの1つ。「走った後は、やっぱりビールですね!」。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.265(2014年09月15日発行)」に掲載されたものです。

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