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Facebookビジネス活用

2020年9月4日

過去投稿に興味を持って頂いた方々をファン化する施策

 今回のコラムではみなさんのオウンドメディアにアクセス、アクションを取った方々を効率的にファン化する施策についてご紹介します。
  
 ホームページ、Facebook、Instagram、ブログ等々、ビジネス向けに色々なメディアを使って情報配信をされている事と思います。これらは他社が提供しているサービスであっても自社メディアと考える事が出来ます。Facebookやブログの様にプラットフォームは提供しているもののその企業のコンテンツを配信するのでは無くユーザーが独自でコンテンツを配信出来るのが特徴です。
 
 各種メディアを使ってこれまでコツコツとコンテンツを作成して投稿をしてきた企業にとっては過去に閲覧いただいた方々、いいねやコメント等のアクションを取っていただいた方々にサイドアプローチする事は非常に大切です。閲覧してくれた、アクションを取ってくれたと言う事は、そのコンテンツに対して何らかの興味があったからこその事です。そんな一歩踏み込んで頂いたオーディエンスに再アプローチをしてファン化していきましょう。以下の2つの施策に分けて説明させて頂きます。
 

FacebookとInstagram

Facebookの広告マネージャを使う

 Facebookの広告マネージャを開き左上の「メニュー」をクリック⇒「オーディエンス」をクリック⇒「オーディエンス作成」をクリック⇒「カスタムオーディエンス」をクリックしてその中から「Facebookページ」又は「Instagramアカウント」を必要に応じてクリックします。

 

 

 
 どちらかをクリックすると自社のFacebookページ又はInstagram(Facebookページと紐付けが必須)に過去365日以内にアクセスした人やアクションした人、メッセージを送信した人等を選択出来ます。選択が完了したら自分で分かりやすい様に名前(以下A)を付けて保存(「保存」をクリック)して下さい。そうするとオーディエンスの一覧の一番上にAの名称で新しいカスタムオーディエンスとして保存されている事が確認出来ます。作成した直後はオーディエンスのサイズが1000名以下になっていると思いますが、これはFacebookのシステムが情報を集める時間が必要なためですので、時間が経ってから再度確認すると本来の数字が確認出来るようになります。
 

ホームページやブログの場合

Facebook Pixelを使う

 広告マネージャの「メニュー」から「データソース」をクリック⇒ポップアップメニューから「ウェブ」をクリック⇒その後Pixelを実装したいホームページのURLをコピー&ペーストします。その上で自分で実装するのかホームページの運営会社に依頼するのか等のオプションを選択してPixelのHTMLコードを送信したいEメールアドレスを入力します。
 
 面倒な作業に見えますが、上記で生成したHTMLコードをホームページやブログ(ブログのプロバイダーによってはPixelが実装出来ない場合もあります)の指定の箇所に貼り付けるだけです。
 

 
 Pixelは実装後からホームページやブログへのアクセス情報を取得しますのである程度のアクセスが見込めた段階で上記と同様に広告マネージャの「オーディエンス」⇒「カスタムオーディエンス」⇒「ウェブサイト」の順でクリックしてホームページやブログ向けのカスタムオーディエンス(以下B)を作成して下さい。
 
 上記のカスタムオーディエンス作成が完了したら広告マネージャのメインメニューに戻ってFacebookページへのいいねを目的とした広告を出稿します。目的で「エンゲージメント」を選択⇒「下段のページへのいいね」を選択⇒次のページの「ターゲット設定」で「カスタムオーディエンスのボックス」をクリックすると上記で作成したBが表示されますので選択してください。カスタムオーディエンスの選択は数種類の選択が可能ですので、Facebookにアクセスした方+ホームページにアクセスした方の2つを選択して広告を出稿する事が出来ます。
 
 ファン化を効率的にする上記の施策を是非使ってみて下さい。
 


菅 和義 (すが かずよし)
Communications Factory Pte Ltd (Founder & Social Media Guru), Hallo Pte Ltd (Founder & CEO)
 
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ksuga0922@commfactory.mygbiz.com

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