シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第10回 米国株の買い注文

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2018年2月1日

第10回 米国株の買い注文

会社の給料もなかなか上がらないし、老後にちゃんと年金がもらえるのか心配……お金に関する不安は多くの人が抱えているはず。このコーナーではM&R Partnersの三方麻琴氏が、初心者の人にも分かりやすいよう資産運用のポイントを解説、 実際に利益を出すまでの手順についてレクチャーします。

数日後、初めての買い注文の結果は……

AsiaX:12月21日の夕方に買い注文を成り行きで入れてみました。ニューヨークの現地時間ではまだ早朝だったので、購入株数の計算には各銘柄の12月20日の終値を使いました。ALSNの終値はUSD43.10、FCBはUSD51.45でした。

 

計算結果から教えていただいたように小数点以下を切り捨てて、ALSNは5株注文しました。
(1% x USD3,000)÷(USD43.10 – USD38.02)= 5.905…

 

FCBは7株注文しました。
(1% x USD3,000)÷(USD51.45 – USD47.24)= 7.125…

 

三方:買い注文の結果は確認できましたか?

 

AsiaX:はい、残高の画面を確認したら、どちらも無事購入できていました!そのスクリーンショットが下の図です。

 

20171222_portfolio

 

三方:良かったです!あとは上がりますように……。

 

AsiaX:あの、株って1株からでも買えるんですね?実は私、投資資金が100万円単位で用意できて、株も百株単位とかまとめて買える資金力がある人しか株なんて買えないんだとずっと思ってたんです。単位が大きいので、私には怖くてちょっと無理だなぁって。

 

三方:日本株は売買単位が100株もしくは1,000株というのが一般的です。でも米国株はすべて1株単位で購入できます。iPhoneやMac等でおなじみの、時価総額世界一を誇るアップル(AAPL)の株式でも、12月21日の終値ベースで1株USD175.01です。

 

AsiaX:じゃあ、私もアップルの株主になろうと思えばなれるんですね!
頑張って資金を増やしたら、自分が好きなブランドや応援したい会社の株を買うのも良いですね。銘柄探しの楽しみが増えました!

 

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今回のまとめ

◆ 「買い」か「空売り」かは市場の流れも参考に

株を買って高くなってから売るか、借りた株を売って安くなってから買い戻すか、その判断条件は銘柄によってもさまざまですが、市場全体が上昇トレンドにある時は、初心者にとって後者のいわゆる「空売り」はハードルが高め。「買い」の銘柄を探すのがお勧めです。

 

◆ 米国株の売買単位は1株

日本株の売買単位はかつて1株~1000株まで8種類ありましたが、今年10月までに100株単位に統一されます。一方、米国株の売買単位は1株。日本株と米国株の違いとして覚えておくと良いでしょう。

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.330(2018年2月1日発行)」に掲載されたものです。

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