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来星記念インタビュー

2016年9月19日

歌手・女優・版画家 ジュディ・オングさん 大病をきっかけにチャリティー活動に注力 誰かの人生を変えられるなら少しでも力になりたい

―日本の社会福祉法人である日本介助犬協会のサポート大使も務めていらっしゃるそうですね。介助犬の重要性についてどうお考えでしょうか。

介助犬(ドアの開閉や物の運搬など、専門の介助動作を身につけ、肢体不自由者の日常生活をサポートする犬)の存在についてみなさんにもっとよく知ってもらい、より多くの介助犬を世の中に出していくことが必要です。介助犬がホテルやコンビニエンスストアなど、どこでも受け入れられるようになることが、もうひとつの自分のライフワークだと思っています。

介助犬による支援を必要とする人は、首を骨折して手足が不自由になった人や、生まれながらにして手足に力が入らない人などさまざまです。そうした人たちをサポートする訓練を受けた犬が、夢を失った人にもう一度夢を与えることができるようになります。
介助が必要な人は、例えば水が飲みたいと思っても、面倒を見てくれる人に気を遣って我慢してしまうなど、なかなか人に何かを頼むことができないことがあります。介助犬なら「takewater」と言えば冷蔵庫から水を取り膝の上に持ってきてくれるなど、よりその人に近いところで生活をサポートしてくれます。それまで家の外になかなか出ようとしなかった人でも、介助犬のサポートを受けるうちに、次第に他人に頼らず自分でも行動できる自信を持つことができ、外出するようになることも多いのです。
介助犬の存在を通じて、1人の人生を変えられるなら少しでも力になりたい。その1人が10人、100人、1,000人と増えていけば素晴らしいと思います。それが私の理念です。

Superlative, managed by The RICE Company Ltd.

 

 

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310web_13092016120510【応募方法】応募締め切り : Eメールで次の①~③について回答のうえ、件名を「ジュディ・オングさんサイン色紙プレゼント」として、lucky@mediajapan.sgまでお送り下さい。①お名前(日本語・英語)②携帯電話番号③AsiaXで今後企画して欲しい記事など(複数可)。

応募締め切り : 2016年9月30日(金)

※応募はお1人様につき1通のみとなります。複数応募の場合は無効と致します。お送りいただいた個人情報は、抽選および色紙の発送にのみ使用致します。応募をもってご了承いただいたものと致します。当選の発表は、Eメールでの通知をもって代えさせていただきます。

 

 

ジュディ・オング

1950年1月24日生まれ。台湾台北市出身、上智大学国際学部卒業。3歳のときに来日し、1961年に日米合作映画『大津波』で映画デビュー。代表曲の『魅せられて』は、1979年に日本レコード大賞で大賞を受賞。「アジアの歌姫」として東南アジアでも知られる。歌手、女優としてだけでなく木版画家としても活動、日展に入選するなど多数の受賞歴を持ち、現在も日本の各地で作品展を開催している。このほか、ロータリー財団のポリオ撲滅大使を務めるなど、チャリティー活動にも精力的に参加している。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.310(2016年9月19日発行)」に掲載されたものです。(取材・写真:佐伯 英良)

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