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食品
社会

2019年10月11日

砂糖濃度の極めて高い容器入り飲料、広告を禁止へ

 
 シンガポール政府は、砂糖濃度の極めて高い容器飲料の広告を禁止する。世界初の試みだ。糖尿病患者の増加を抑制するのが目的。砂糖濃度が中程度から高程度の飲料については「健康に害がある」とのラベル表示を義務付ける。対象となる飲料は、ボトル入り、缶入り、その他の容器入り清涼飲料水、ジュース、ミルク砂糖入りコーヒーパック、発酵乳・ヨーグルト製品。
 
 開始時期、具体的対象商品は来年発表するが、発表に当たったエドウィン・トン閣外上級相(保健担当)は、メーカーに十分な準備期間を与えると述べた。消費者に十分な情報に基づく選択権を与え、メーカーには砂糖含有量を減らすことを奨励するのが狙い。
 
 ラベル表示は、当該商品が健康により良いか、中立的か、健康に害があるかを色で分類する。既に30カ国がこうした色分け表示を採用しており、砂糖濃度の高い飲料の販売減という成果が表れているという。
 
 健康への害では砂糖のほか、飽和脂肪酸の含有量も考慮する。健康に害のある飲料のみラベル表示を義務付けられるが、より健康的な飲料を生産しているメーカーは任意でのラベル表示が可能。消費者はどれを買うかの判断材料とすることができる。
 
 保健省は、砂糖税導入、砂糖濃度が高い飲料の販売禁止も検討したが、今回は見送った。

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