2025年5月22日
労働安全衛生違反で13件の作業停止命令と約37万5,000Sドルの罰金
シンガポール人材開発省(MOM)は、2025年2月から4月の間に行った労働安全衛生(WSH)監査の結果、高所作業に関する規則違反が多数発覚し、13件の作業停止命令(SWO)と合計約37万5,000Sドルの罰金を科したと発表した。
この期間中、MOMは高所作業を含む職場の安全性に関する監査を実施し、多くの事業所で安全基準の不遵守が確認された。特に、高所作業における安全装備の不備や適切な訓練の欠如が問題視された。
MOMは、労働者の安全を確保するため、事業者に対し安全対策の強化を求めている。また、今後も定期的な監査を継続し、違反が発覚した場合には厳正な措置を講じる方針である。
このような取り組みは、労働災害の防止と安全な労働環境の確保を目的としており、MOMは引き続き事業者と連携し、労働者の安全を最優先に考えた対策を推進していくとしている。