2025年1月13日
RON95補助金合理化、新たな所得分類を近く決定
レギュラーガソリン「RON95」の補助金支給対象決定に向けた所得分類方式の見直しについて、ラフィジ・ラムリ経済相は審議の最終段階にあると言明。内閣は数週間以内に新たな方式を正式決定すると述べた。
所得別に最下層40%を占める「B40」、中間層40%を占める「M40」、上位20%を占める「T20」で構成された、これまでの3所得分類を段階的に廃止する。第10次マレーシア計画(10MP、対象期間2010―15年)以来、政府の補助金政策、財政支援はこの分類に基づいて行われてきたが、経済省は純可処分所得に基づく分類への変更を提案していたという。
内閣が見直し決定を正式に下した後、政府は補助金の対象となる受給者の特定に着手する。ラフィジ氏によると2,100万人のデータを網羅した世帯別の収入データ「中央データベース・ハブ(パドゥ)」を用いて対象者を特定するが、最近新規登録受付を再開したという。
所得分類の方法については、にカザナ・リサーチ・インスティチュート(KRI)は「T20、M40、B40」方式はもはや国民の実際の経済状況を反映していないとして、上位30%、中間層50%、最下層20%で分類した「T30、M50、B20」を提言している。
(提供:ASIA INFONET.COM)