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社会

2025年1月7日

シンガポールで薬物1,000万Sドル相当を押収、4人逮捕

 シンガポール中央麻薬取締局(CNB)は1月4日、薬物1,000万ドル相当を押収する大規模な作戦を実施し、シンガポール人の男女4人を逮捕したと発表した。
 
 同日午後、ゲイラン地区カシア・クレセント近くの駐車場で、27歳と25歳の男性2人がCNB職員によって逮捕された。この際、現場を目撃して逃走した25歳の男性も短時間の追跡後に逮捕され、所持していた武器が警察に押収された。
 
 27歳の男性からは、約1,855gのヘロイン、1,032gのアイス(覚醒剤)、98gのエクスタシー錠剤、300錠のエリミン-5錠剤が押収された。25歳の男性からは、約136gのアイスと21gの大麻が見つかった。
 
 その後、27歳の男性が使用していたとみられる住宅ユニットをCNBが捜索し、さらに73gのアイス、21gのヘロイン、20錠のエリミン-5錠剤、少量のエクスタシー錠剤が押収された。この部屋では、25歳の女性も薬物乱用の容疑で逮捕された。
 
 CNBによると、今回押収された薬物は約4,590人分の一週間の使用量に相当するとされる。また、薬物の取引や取引の申し出は、シンガポール国内外を問わず違法であると改めて警告した。
  
 薬物犯罪の撲滅に向けた厳格な取締りを続ける中、CNBは市民に対し、薬物犯罪への関与を避けるよう強く求めている。

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