2025年1月7日
マーライオン、2月11日と12日に清掃と点検作業のため一時利用不可
シンガポールの代表的な観光名所であるマーライオン像が、2月11日と12日の両日、清掃およびメンテナンス作業のため観覧が一時的に制限される。作業期間中、マーライオン像は足場で覆われ、写真撮影ができなくなるとシンガポール観光局(STB)が1月6日に発表した。
STBは「この期間中、作業やバリケードにより一部の不便が生じる可能性があるが、理解をお願いしたい」と述べている。また、近隣にあるマーライオン・カブ像(子マーライオン)との写真撮影を楽しむことを推奨している。
作業期間中、現地には案内板が設置される予定であり、旅行代理店やツアーガイド向けには事前に情報を提供するため、STBの「トラスト」ウェブサイトに通知が掲載される予定である。
高さ8.6m、重さ70tのマーライオン像は、1972年に当時のリー・クアンユー首相によって正式に除幕され、元々はシンガポール川河口に設置されていた。その後、現在のワン・フラトンに移設され、観光地として親しまれている。この像は、2023年7月29日から8月2日にも修理作業が行われたばかりである。
今回の清掃と点検作業は、マーライオン像の保全と観光客への安全を確保するための重要な取り組みである。観光局は市民と観光客に対し、作業期間中の協力を呼びかけている。