2024年12月20日
年末年始、陸路チェックポイントで大渋滞予想
クリスマスや新年の祝日を控え、ウッドランズおよびトゥアスの陸路チェックポイントで大規模な渋滞が予想されると、シンガポールの出入国管理局(ICA)が12月19日に発表した。利用者は待ち時間を考慮し、旅行計画を立てるよう呼びかけている。
11月15日から21日までの年末学校休暇の初週に、両チェックポイントを通過した旅行者は340万人を超えた。また、12月13日には1日で55万3,000人以上が通過し、9月6日に記録した過去最高の54万3,000人を上回った。
ピーク時には、シンガポールを出発する車両がマレーシア側の渋滞の影響で最大3時間の待ち時間を強いられるケースもあったとICAは説明した。週末を中心にさらなる待ち時間が予想されるため、利用者には時間に余裕を持つようアドバイスしている。
また、ICAは混雑を避けるため、国境を越えるバスサービスの利用を推奨している。加えて、車両利用者は出発前に交通状況を確認することが重要であり、QRコードを活用することでパスポートを使わずに迅速な入国審査が可能になると説明した。
ICAはさらに、係員への協力や交通ルールの順守、車線の維持を呼びかけている。特に、列への割り込みは重大な渋滞を引き起こすだけでなく、他の運転者の安全を脅かす恐れがあるため控えるべきであると注意喚起している。
旅行者は事前準備と協力を心掛け、安全かつスムーズな移動を目指してほしいとICAは強調している。