2024年12月16日
技術的問題でシンガポール発武漢行きScoot便が引き返す
12月10日、シンガポール発武漢行きのScoot便TR120が技術的問題によりチャンギ空港へ引き返した。飛行追跡サイト「Flightradar24」の情報によると、この便は午後7時頃にシンガポールを出発し、南シナ海上空でUターン。午後11時30分頃、無事にシンガポールへ着陸した。
Scootの広報担当者は、飛行中約2時間半経過した時点で技術的な問題が検出され、安全を考慮して引き返す判断をしたと述べた。便は12月10日午後11時21分にシンガポールへ着陸し、大きなトラブルはなかったと報告されている。
その後、乗客は代替機に移され、翌日12月11日午前2時18分に再びシンガポールを出発した。影響を受けた乗客には飲食物が提供されたという。
一方、中国のSNS「小紅書」で乗客を名乗る人物は、機内のガラスが破損したため引き返したと主張しているが、この点についてScootは回答を控えている。