2024年12月6日
シンガポール、新年のカウントダウンイベントを17の地域で開催へ
シンガポールでは、12月31日に17ヵ所の地域で新年を祝うカウントダウンイベントが開催される。これらのイベントは、人民協会(PA)の草の根団体から約1,700人のリーダーとボランティアによって企画されている。
イベントでは、ニーソンでの壁画制作やタンピネスでのK-POPダンス、ホウガンでの折り紙展示、ActiveSGによるスポーツ体験など、多彩なアクティビティが予定されている。PAは、これらの地域イベントの中心に地域住民の参加があると強調している。
たとえば、マーズリングのウッドランズスタジアムでは、住民が15種類以上の伝統楽器を試すことができる。また、ブーンレイではリバーバレー高校の生徒約100人がイベントの企画と運営に携わる予定である。
他にも、ホウガンでは夜市や伝統料理、ローカルアーティストのパフォーマンス、花火が楽しめる。アンモキオではカーニバルゲームやシンガポールの伝統音楽の公演が行われ、デジタルメッセージボードで住民の2025年への願いが表示される。
各イベントは、それぞれの地域の特色を生かしたプログラムが用意されており、花火やドローンショー、地元アーティストのライブパフォーマンスなど、幅広い世代が楽しめる内容となっている。参加を希望する人は、最寄りのコミュニティクラブや居住委員会に問い合わせることで詳細情報を得られる。
さらに、マリーナベイやセントーサといった主要な会場でも、大規模な花火やライブパフォーマンスが予定されており、多様な祝賀スタイルが用意されている。新年を祝う選択肢は豊富であり、家族や友人と楽しいひとときを過ごす機会となるであろう。