2024年12月5日
5G利用者、1,750万人に
高速通信規格「5G」サービスの利用者が1,750万人に達し、国内の人口密集地域の82%以上をカバーしている。ゴビンド・シン・デジタル相が3日、ジョホール州であったイベント後に記者団に語った。
ゴビンド氏は「利用者数が多いことは、デジタル技術に対する人々の強い関心の表れ」と評価。今後は特に人工知能(AI)技術に熟練した人材が求められるとし、政府の支援でマレーシア工科大学(UTM)に国内初となるAI学部が開設されたことを例に、デジタル省として引き続き同様の人材育成に力を入れていく考えを示した。
また、州内では10月までに10のデータセンターが運用を開始し、7つが開発中で、州政府はインフラ構築のため36の申請を検討していることを踏まえ、「ジョホール・シンガポール経済特別区(JS-SEZ)などのデータセンター専用エリアの計画は、ハイテク投資を誘致し、人々に高い収入をもたらす。経済波及効果を最大化することを目指している」とつけ加えた。
(提供:ASIA INFONET.COM)