2024年12月4日
12月第1週は乾燥した天候、第2週は雷雨の予想
12月第1週はシンガポール全域で乾燥した日が続き、傘を一時的にしまうことができそうである。しかし、第2週には雷雨が再び戻る見込みだという。
12月の天候予測
シンガポール気象局(MSS)は12月2日の天候予報で、12月中旬には北東モンスーンの影響により、午後を中心に中程度から激しい雷雨が予想されると発表した。一部の日では夜間まで雷雨が続く可能性もある。
北東モンスーンでは、北アジアから南シナ海を通じて熱帯地方に冷たい空気が流れ込む。この空気が暖まり湿気を吸収することで、シンガポールでの降雨が増えるという特徴がある。
気温と降水量の見込み
今後2週間の気温は、日中の最高気温が主に32~34℃になると予想されており、一部の日では34℃をやや超える可能性もある。
過去の雨量記録
11月後半の2週間は、2024年の中でも特に雨が多い時期となった。アドミラルティやパシリスでは平均の185%に達する降水量が記録された。11月22日には広範囲で激しい雷雨が発生し、ウッドランズでは1日で137.2mmの雨量を記録。この日は11月後半で最も雨が多かった日だった。また、クレメンティでは同日に最高気温34.8℃を観測した。
12月の初旬は穏やかな天候が期待されるが、次第に雨模様が増えるため、天候の変化に注意が必要である。