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社会

2024年2月26日

カーフリーサンデー、4年ぶりに3月に復活

 3月17日(日)、4年ぶりにカーフリーサンデーが復活する。
 
 このイベントは午前8時から午後2時まで行われ、指定された道路は午前8時から午前11時まで通行止めとなる。セント・アンドリューズ・ロードとエスプラネード・ドライブ沿いの2つのイベントスペースでは、インラインスケートやエアロモデリングなども体験できる。 
 その他、没入型インスタレーション、教育的ゲーム、集団ピロキシング・ワークアウト、シビック・ディストリクト・ツリー・トレイルのガイド付きウォーキングなどが行われる。
 
 シンガポール・ファッション・ランウェイ(SRF)は、特別なニーズを持つ人々や恵まれないグループの人々を支援する社会的企業で、このイベントで特別なアクティブ・モビリティ・コレクションを発表する。コレクションには、SFRの若者がモデルを務めるTシャツ、バケットハット、スリングバッグ、ジップポーチなどが含まれおり、SFRのウェブサイトから購入できる。
 
 また、会場では自転車をレンタルすることもできるという。
 
 これは2019年以来に開催されるが、2019年は10月27日にシビック地区からエスプラネード橋を渡ってCBDまでの全長5.5kmの道路が封鎖された。その後、金曜日から日曜日まで開催された。
 
 カーフリーサンデー2024は、シンガポール陸上交通局(LTA)、健康促進委員会、住宅委員会、国立公園委員会、スポーツ・シンガポール、都市再開発庁の協力で行われると、LTAは2月23日の声明で発表した。
 
 カーフリーサンデーは2016年に6ヵ月間試験的に実施され、毎月最終日曜日がカーフリーデーに指定された。2024年のイベントは、持続可能な移動方法として、徒歩、自転車、公共交通機関を利用することの利点について、一般市民の意識を高めることを目的としている。
 
 LTAのNg Lang最高経営責任者(CEO)は、今回のカーフリーサンデーが、カーライトの推進やアクティブなモビリティの奨励に加え、道路空間をウォーク、サイクル、ライドに適したものに作り替えることで何が可能になるかを、一般の方々に垣間見ていただけることを願っていると述べた。
 
 道路閉鎖やアクティビティに関する詳細は、開催日間近に「カーフリーサンデー2024」のウェブサイトで公開されるという。  

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