SFA、インドネシア産「グルテンフリー」エビ製品を回収

　シンガポール食品庁（SFA）は、「キッチンジョイ・クリスピー・バタード・シュリンプ」の輸入業者に対し、グルテンが検出されたとして製品の回収を命じた。
 
　SFAは1月30日の声明で、インドネシア産の製品のパッケージにはグルテンフリーのエビであることが記載されていると述べた。
 
　輸入業者であるCPフーズ・シンガポールによる回収が現在行われている。
 
　SFAによれば、対象製品を購入した消費者でグルテンに不耐性またはアレルギーのある人は摂取を控え、健康状態に不安がある場合は、医師の診断を受けて欲しいという。
 
　グルテンとは、小麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種で一般的には無害だが、不耐性やアレルギーのある人にはリスクがあり、グルテンを摂取した後に疲労感や膨満感、皮膚の発疹を感じることがある。
 
　「シンガポールの食品規制では、包装済み食品に内容の本質を反映しない虚偽または誤解を招くような表示をすることは禁止されているとSFAは述べている。