2023年11月2日
10月は、25人が宅配便詐欺で38,000Sドルの被害
少なくとも25人が、10月の1ヵ月間に合計3万8,000Sドル(約420万円)以上の宅配便詐欺にあったと警察が発表した。
詐欺師は購入した商品の配達料を要求するふりをして、被害者の個人情報を聞き出しているという。
11.11、12.12、ブラック・フライデー、サイバー・マンデー・セールなど祝祭の時期やオンラインショッピングの大イベントを控えているため、一般市民はこのような詐欺に一層注意する必要がある。
被害者は、フィッシングリンクを含むテキストや電子メール・メッセージを受け取り、購入した商品の配送のための追加支払いを要求される。
これらのメッセージは、Singapore Postのような郵便会社やeコマース会社から送信されたように見せかけるように作られている。
これらのリンクをクリックした被害者は、偽のウェブサイトに誘導され、銀行の認証情報を含む個人情報の提供を要求される。
被害者は、銀行口座やクレジットカードで不正な取引が行われたことに気づいて初めて、詐欺にあったことに気づくという。
警察は、一般市民に対し、フィッシングの兆候に注意し、個人情報やワンタイムパスワードを決して他人に教えないよう注意を促す。
配送料は通常、購入時に前払いで請求されるので、SingPostが個人情報や銀行情報を提供するよう要求するリンクを埋め込んで、追加支払いを要求するテキストメッセージや電子メールを送信することはなく、支払いは、モバイルアプリ、SAMの機械、もしくは郵便局でのみ行うことができる。
詐欺に関する詳しい情報は、こちらを参照、もしくは詐欺ヘルプライン(1800-722-6688)に相談して欲しいという。