2023年10月24日
双葉電子、デバイス関連製品の販社を清算へ
電子部品・電子機器メーカーの双葉電子工業は20日、電子デバイス関連製品販売の現地子会社、フタバデンシ・コーポレーション(シンガポール)を解散・清算すると発表した。東南アジアを中心に仕入れ・販売を行ってきたが、蛍光表示管事業の終了など販売規模を縮小したことから解散を決めた。
2025年3月末の清算完了を予定する。自社の業績への影響は精査中としている。
同子会社は1991年設立。資本金は56万9000米ドルで、双葉電子工業が全額出資する。23年3月期は売上高が1909万米ドル、営業利益が55万米ドルだった。
双葉電子工業は東南アジアで、フィリピン子会社の清算も予定。首都南郊のラグナ州で蛍光表示管の生産販売などを行ってきたが、同製品の生産を終了することから事業継続は困難と判断した。
(提供:亜州ビジネスASEAN)