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社会

2023年7月11日

交通事故で運河に取り残された母子を出稼ぎ労働者が救出

 7月9日(日)、ブキティマの運河で母親と息子が乗った車が他の車と衝突して、病院に搬送された。
  
 警察とシンガポール民間防衛隊(SCDF)によると、午後12時20分、クイーンズ・ロードとルーサラン・ロードの交差点付近で事故の通報があったという。
  
 母親(42歳)と息子(12歳)の親子の話によると、女性はクイーンズ・ロードを走行中にルーサラン・ロードを走行中の車と交差点で衝突した後、衝撃で数回スピンして手すりを突き破って運河に転落したという。
  
 近くで同僚と昼休みを取っていた35歳の出稼ぎ労働者は、大きな衝突音を聞き、何が起こったのか見に行ったところ、道路脇に車が止まっているのと、もう1台は運河に落ちていた。女性は車から降りて少年に怪我はないかと尋ねていたが、少年は恐怖で言葉を失っており、ただぼんやりとそこに立っている状態だった。
  
 この作業員はすぐに運河に飛び込み、少年を担いで運河の外にいた同僚に引き渡した後、女性が運河から上がれるようにはしごを降ろした。
  
 この親子は国立大学病院(NUH)に搬送されたが、意識はあったとSCDFは述べた。

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