4月3日からERP料金が1Sドル値上げ

　渋滞緩和のため、4月3日（月）から7ヵ所の電子道路料金（ERP）が1Sドル（約99円）値上げされることになる。
 
　シンガポール陸上交通局（LTA）が2月に行った交通調査で高速道路のいくつかの区間で渋滞が発生しているので、渋滞緩和のため16の時間帯でERPの料金が引き上げられる。
 
　料金が引き上げられる場所は以下である。
 
　●ジュロンタウンホールから市内へ向かうアヤラジャ高速道路（AYE）
 
　●ブラデルロード手前のセントラル高速道路（CTE）南行き
 
　●ブラデルロードとパンアイランド高速道路（PIE）のスリップロードを経て、南行きCTEへ向かう道路
 
　●南行きCTE補助車線～PIE（Changi）/Serangoon Road
 
　●PIE（アダム、マウントプレザント）
 
　●カラン・パヤ・レバー高速道路（KPE）（イーストコースト・パークウェイ）デフ・フライオーバー後
 
　●ユーノス前の西行きPIE
 
　ジュロンタウンホールから市内へ向かうAYEにある3つのガントリーについては、4月3日の午前7時30分～午前8時まで2Sドル、午前9時30分～午前10時まで1Sドル、南行きCTEのブラデルロード手前のガントリーでは、7時～8時まで2Sドル（現在の1ドルから引き上げ）を支払うことになる。
 
　一方、ブラデルロードの先の南行きCTEとPIEスリップロードの南行きCTEにある4つのガントリーは、7時30分～8時まで2Sドル、8時～8時30分まで4Sドルに料金が調整される予定である。
 
　PIE（チャンギ）/セラングーン・ロードに向かう南行きCTE補助レーンのガントリーは、午前7時30分～午前8時まで2Sドル、午前8時30分～午前9時まで5Sドル、PIE（アダムとマウントプレザント）の2つのガントリーについては、7時30分～8時30分まで2Sドル（現行の1ドルから引き上げ）、KPE（ECP）のデフ・フライオーバー後のガントリーは、午前7時～午前7時30分まで1Sドル、午前8時30分～午前9時まで5Sドル、午前9時～午前9時30分まで2Sドル、午前9時30分～午前10時まで1Sドルをそれぞれ支払う必要がある。
 
　最後に、ユーノス前の西行きPIEのガントリーは、午前7時30分～午前8時30分まで1Sドル課金される。
 
　今回の調整により、課金される場所と時間帯の数は増えるが、Covid-19の流行前よりまだ少ないとLTAは述べている。
 
　ERPの料金は前回2月に調整され、9つの時間帯に5ヵ所で1Sドルの値上げが実施された。