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経済

2023年2月3日

地場社が廃ガラス再生工場開所、研磨剤を生産

 腐食防止の金属表面処理サービスを手掛ける地場アブラクリーン(アジアパシフィック)は、廃ガラスの再生工場を開所した。
 
 最大で年1万2,000トンの廃ガラスを使用し、金属研磨剤を生産する。ガラス再生工場は国内初という。ストレーツ・タイムズが1日付で伝えた。
 
 先月末に開所式を開催。出席したグレース・フー持続可能性・環境相は、国内では2024年までに3,500トンの廃ガラス再生が計画され、うち80%は同社の研磨剤に使用されると説明した。残り20%は建材の原料になるという。
 
 工場の面積は1万6,000㎡。アブラクリーンは国家環境庁(NEA)から月50tの研磨剤生産について認可を得ている。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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