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経済

2023年2月3日

12月の失業率2.0%、3ヵ月ぶり上昇

 シンガポール人材開発省(MOM)の発表によると、2022年12月の失業率(速報値、季節調節済み)は2.0%となり、前月を0.1ポイント上回った。
 
 上昇は3ヵ月ぶりとなる。シンガポール人と永住権(PR)保持者に限ると2.8%で、前月から横ばい。シンガポール人限定では0.1ポイント上げて3.0%だった。
 
 全体の失業率は22年の年間平均で2.0%と、前年平均の2.7%から大きく低下。20年に新型コロナウイルス流行後のピークとなる3.0%に達した後、低下が続いている。22年は就業者数が23万1700人増えた。
 
 全体の失業率は月別で新型コロナの影響が出始めた20年3月に2.5%、6月に2.8%と上昇し、9月の3.5%は04年6月以来の高水準となった。その後は低下傾向にある。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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