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社会

2022年12月28日

31歳のシンガポール人男性が機械の落下により死亡

 12月27日(火)の朝、31歳のシンガポール人が機械に打たれ、挟まれ、死亡した。
 
 2022年、これまでに45人目の労働災害死亡者となった。機械はフォークリフトで移動中、転倒して労働者を直撃したという。
 
 シンガポール民間防衛隊によると、午前8時5分にライフルレンジロード601番地で救助要請を受けたとのことである。
 
 労働者供給会社RCM Resourcesに雇用されていたこの男性は、ン・テン・フォン(Ng Teng Fong)総合病院に運ばれたとき、意識不明の状態だった。その後、死亡が確認された、とシンガポール労働省(MOH)が火曜日に発表した。
 
 同省は、フォークリフトを使用する場合、フォークを荷物の下に挿入し、荷物が安定してから移送のために上昇させることが極めて重要であるとしている。これは、荷物の転倒を防ぐためだという。
 
 2022年のこれまでの労働災害死亡者数は45人で、2021年通年で記録した37人を上回り、66人だった2016年以降で最多となった。2020年の労働災害死亡者数は30人、2019年は39人だった。
 
 2022年初めに労働関連の死傷者が相次いだ後、MOMは9月1日から6ヵ月間の安全強化期間を課し、事故後に深刻な安全上の不備が見つかった場合、企業は外国人労働者の雇用を禁じられる可能性がある。
 
 問い合わせに対し、STエンジニアリングは、当社は、被害者の家族への支援を最優先とし、家族をサポートするために介護士や専門のカウンセラーを配置すると述べた。

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