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社会

2022年12月23日

イオ・チュー・カンで、オーチャードライトアップに合わせたクリスマス装飾実施

 イオ・チュー・カンの民間住宅に住む人々は、オーチャードのクリスマス・ライトアップに対抗して、約5万Sドル(約500万円)を集めて通りを飾りつけた。
 
 通りは、トナカイ、サンタクロース、雪だるま、クリスマスツリーで飾られているという。
 
 装飾されている通りは、セレター・グリーン・アベニュー、レクサス・ヒル・アベニュー、セレター・グリーン・ビュー、そしてセレター・グリーン・ウォークの4つである。
 
 装飾コーディネーターは、52歳の居住者で、リーという苗字しかわからないという。
 
 街頭での飾り付けは、3年前から行われている伝統的なものだという。国慶節や旧正月など、お祭りの時期には、それにちなんだ飾り付けを行っている。
 
 リーさんは、何年もかけて他の住民の支持を集め、最終的には約400世帯が賛同してクリスマスの飾りつけをするようになったという。
 
 最初は2つの通りから、4つの通りになり、約8つのグループの住民が飾り付けを監督するようになった。各ストリートには、飾り付けを監督する担当者がいるという。
 
 以前は、装飾品を購入するために各家庭で約260Sドル(約2万6,000円)を負担していたが、この取り組みに参加したいという住民が急増したため、現在は200Sドル未満で済むようになった。
 
 5万Sドルには、装飾の設置費用と保険料が含まれている。この装飾は、私有地内のわずか4世帯から供給される電力に依存しているという。
 
 電気を供給する各家庭は、飾り付けのためにわずか20Sドルしか負担しない。
 
 公平を期すため、他の宗教団体に属する家庭は、ライトアップのために全額の半額を負担するだけとしている。
 
 この地域に住む19歳の女性は、ライトアップは温かみを感じさせ、そこに住む人々のカンプン精神を維持するものだと述べた。
 

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