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経済

2022年12月21日

23年の航空旅客、4〜5割増予想

 マレーシア航空委員会(MAVCOM)は、2023年の航空旅客数が前年比40〜52%増の7,460万〜8,080万人に上るとの予想を発表した。
 
 新型コロナウイルス関連規制が緩和され、22年第4四半期から国内航空会社が主要路線の定期便を増やしていることから、旅客数が大幅に拡大するとみている。ザ・スター・オンラインが19日付で伝えた。
 
 22年第3四半期の航空旅客数は1,560万人で、新型コロナ流行が始まった20年以降の四半期として最高となった。さらに第4四半期にはマレーシア航空や格安航空エアアジアなどが主要な国際路線の便数を増やしており、利用者が増えている。
 
 同委員会はまた、2023年の航空貨物取扱量が3.0〜4.8%増の224億〜228億FTK(有償貨物トンキロメートル)に上ると予想。電子商取引(EC)が引き続き伸びることが背景にあるとしている。
 
 なおクアラルンプール国際空港の路線数は東南アジアで4番目に多い。1位はシンガポールのチャンギ空港で、これにタイのスワンナプーム空港、フィリピンのニノイ・アキノ空港が続いている。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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