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経済

2022年9月29日

Sats、世界最大の航空貨物取扱会社を買収

 9月29日(木)の朝、世界最大の航空貨物取扱会社を16億4,000万Sドル(約1,650億円)で買収するというニュースを受け、Satsの株価は取引再開後、2年ぶりの安値に急落した。
 
 グランドハンドリングとケータリングのSatsは、水曜日にパリに本拠を置くワールドワイド・フライト・サービス(WFS)を買収すると発表した。統合後のネットワークは、世界の航空貨物量の50%以上を占める貿易路をカバーすることになるという。
 
 この取引の資金は、17億Sドルのエクイティ資金調達で賄われ、残りは社内の現金資源で賄われる予定という。
 
 Sats社の株価は木曜日の取引開始と同時に下落し、午前10時5分には62セント(16%)安の3.25Sドル(約327円)となっている。
 
 前回カウンタートレードがこの水準を下回ったのは、2020年11月上旬のCovid-19のパンデミックの最中だった。
 
 また、Satsは1,867万株の売買があり、出来高が最も多い銘柄となった。

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