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社会

2022年9月27日

イスタナの衛兵交代式、2年ぶりに再開

 Covid-19の流行による2年間の中断を経て、イスタナは10月2日(日)に衛兵交代式を再開する。
 
 10月2日の式典は、午後6時からイスタナの正門で行われると、ハリマ・ヤコブ大統領が9月26日(月)の午後にフェイスブックに投稿した。
 
 衛兵は、1959年から正門の見張り番を務めている。
 
 当時、唯一の歩兵連隊であったシンガポール歩兵連隊第1大隊の戦闘部隊が警備に当たっていたが、1968年、シンガポール軍(SAF)の警備隊が編成され、イスタナの警備のための戦闘部隊の使用は停止された。
 
 翌年、初めて衛兵交代式が行われた。式典の形式は、英国のバッキンガム宮殿で行われる衛兵交代式がベースになっているという。
 
 このセレモニーは、他の警備員小隊に責任を引き継ぐことを正式に意味するものである。
 
 イスタナの警備は、SAF憲兵隊(MP)司令部から選抜された20人の小隊で構成されている。その主な役割は、毎月の見張り任務である。
 
 式典の前座として、SAFバンドのメンバーと共にKoek Roadから入場行進を行い、その後、イスタナの正門で出迎えの警備員と合流し、セレモニーの一環として、SAF MPサイレント精密訓練チームのメンバーがライフルの精密訓練を行う。
 
 30分ほどで終了する式典ではあるが、パンデミック以前は毎月のように大勢の見物客で賑わっていた。
 
 7月と8月の式典を除いて、毎月第一日曜日の夜に開催された。今後のスケジュールを知りたい人は、このホームページで確認することができるという。

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