8月の外国人観光客78倍に、マレーシアが最多

　タイ観光・スポーツ省の集計によると、2022年8月の外国人来訪者数は前年同月比で77.8倍となる117万4,743人だった。前年同月を上回るのは17ヵ月連続。新型コロナウイルス対策の活動制限が緩和され、前年同月に落ち込んでいた反動があって大きく伸びた。前月比では4.5％増えた。マレーシアからの来訪者が国・地域別で最多だった。
 
　国・地域別の来訪者数は、◆マレーシア＝22万1,166人（前年同月比899.0倍）◆インド＝11万3,769人（1015.8倍）◆ベトナム＝7万3,897人（1154.6倍）◆ラオス＝7万2,419人（5172.8倍）◆韓国＝6万6,573人（252.2倍）――の順に多かった。日本は3万9,297人（70.2倍）。新型コロナ流行前に全体の4分の1を占め最多だった中国は、ゼロコロナ政策の影響で2万9,985人（30.7倍）にとどまっている。
 
　1〜8月の外国人来訪者数は前年同期比59.5倍の437万8,920人。国・地域別では、◆マレーシア＝64万2,351人（522.7倍）◆インド＝45万5,765人（691.6倍）◆シンガポール＝24万3,835人（372.3倍）◆ベトナム＝20万4,883人（386.6倍）◆英国＝20万4,231人（27.9倍）――の順に多く、日本は11万6,841人（45.1倍）、中国は11万4,596人（22.9倍）だった。

（提供：亜州ビジネスASEAN）