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経済

2022年8月18日

サラワクで新空港を来年着工、26年完成へ

 サラワク州のアワン・テンガウ副知事は、同州ラワスで来年第1四半期に新空港の建設を開始する計画を明らかにした。26年末までの完成を目指す。国営ベルナマ通信が伝えた。
 
 ラワスには1961年に完成した小規模な空港があり、96年に改修された。ただ手狭になっており、洪水被害を受けやすいこともあって、同州は16年から新航空建設に向けた調査を開始。全長1,500メートルの滑走路を敷設することを決めた。欧州ATR社の双発プロペラ機「ATR72-500型機」などの離着陸を可能にする。
 
 同副知事は、新空港が完成すれば、北部海岸高速(NCH)やサラワク〜サバ接続道路と合わせ、地域の経済成長に大きく貢献すると強調。ラワスの石油化学産業だけでなく、観光業の活性化にもつながるとしている。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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