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経済

2022年8月18日

越境貨物列車「ASEANエクスプレス」、10月に商業運転開始

 マレーシア国鉄(KTM)は8月16日、東南アジア諸国連合(ASEAN)のマレーシア、タイ、ラオス3ヵ国を繋ぐ越境貨物列車「ASEANエクスプレス」が10月に商業運行を開始すると発表した。
 
 KTMの発表によると、マレーシアからラオスまでの距離は2,206キロメートルで、所要時間は72時間。片道の積載容量は80TEU(20フィートコンテナ換算)となる。ラオスではビエンチャンを経由して昆明、成都、重慶などの中国南部に接続されるという。
バンコクにおいて8月15日、KTMの役員などが隣席し、予行運転と記念式典が開催された。
 
 KTMは、「ASEANエクスプレス」の運行はタイ国鉄(SRT)とラオス鉄道との政略的協力の結果であるとし、3ヵ国の物流・輸送部門に恩恵もたらすと期待を表明。すでに同列車の予約が入っており、年間900万リンギの追加収入を見込んでいるとした。電気・電子製品の輸送に使用されると期待されているという。
 

(提供:ASIA INFONET.COM

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