2022年3月14日
IHI、CO2資源化の研究所設立
IHIは3月10日、二酸化炭素(CO2)を資源化する「カーボンリサイクル」の技術開発などを行う研究開発(R&D)センターを、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)と共同で西部ジュロン島に設立すると発表した。
来月1日の運営開始を予定。温暖化ガス排出量を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」の達成に向けた取り組みを強化する。
A*STAR傘下の化学・エネルギー・環境持続可能性研究所(ISCE2)と組み、ISCE2の施設内に設ける。水素とCO2から天然ガスの主成分であるメタンを合成する「メタネーション」など、循環型社会に必要となる技術の開発を行う。
ISCE2は低炭素技術や持続可能な材料などのR&Dを行う機関として、今月8日に設立された。
(提供:亜州ビジネスASEAN)