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日系企業・社会

2022年3月10日

中電工と太陽光発電サマイデン、業務連携覚書を締結

 設備工事の中電工(本社・広島県広島市)は3月7日、太陽光発電などの再生可能エネルギー(RE)企業サマイデン・グループから発行済株式の15.15%およびワラント(新株予約権)を取得し、事業連携覚書を締結したと発表した。
 
 両社は、再生可能エネルギーへの共同投資、大規模屋上太陽光発電設備工事、太陽光発電のO&M(運転・保守)に関する技術導入などでの事業連携を検討する。
 
 中電工は、環境関連ビジネス強力推進とともに再生可能エネルギー等へ投資しているとし、マレーシアではREへの共同投資や子会社の中電工マレーシアとの協業など、戦略的パートナーとしてサマイデンとの事業連携を進め、海外における再エネ関連ビジネスの拡充に取り組む。
 
 サマイデンのチョウ・プイヒー社長は、今回の提携により、中電工の幅広いビジネスネットワークを活用し、両社の強みを生かして再生可能エネルギー分野での成長を加速できると言明。また同社も日本でのビジネスの可能性を広げ、既存サービスも強化できると述べた。
 
 サマイデンは、太陽光発電を中心に環境調査・設計・施工・O&Mを提供するエンジニアリング会社。今後、バイオマス発電工事の設計・施工、バイオガス発電開発など、再生可能エネルギー事業の多角化を計画している。
 

(提供:ASIA INFONET.COM

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