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社会

2022年2月9日

ここ数週間、抗原迅速検査(ART)キットの需要が急増

 抗原迅速検査(ART)キットの需要は、ここ数週間、旧正月の期間に急増しているが、小売業者は在庫補充のためにさらにキットを追加しているという。
 
 ガーディアンのような薬局チェーンは、職場に戻る人が増えたため、1月中旬から検査キットの需要が2倍に増えたという。
 
 ガーディアン、コールドストレージ、ジャイアントなどの店舗を持つDFIリテールグループのスポークスマンは、昨年11月と12月に比べても需要はかなり高く、旧正月前に用心して自己検査を行う消費者が増えたため、ここ1週間で需要が増加していという。
 
 2月9日(水)にガーディアンのオンラインストアを確認したところ、5個入りや25個入りの大きな箱のテストキットは売り切れていたものの、個包装や2個入りのテストキットはまだ残っていた。
 
 Watsons社でも、この2日間で、実店舗とオンラインショップの両方で需要が急増した。店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまうと広報担当者は語る。
 
 現在、オンラインショップで購入できるのは検査キット単体のみで、複数の検査キットが入った大きな箱は完売している。同様に、FairPrice社は、この1週間でARTキットの需要が高まったという。ARTキットは、Unity薬局やFairPriceスーパーマーケットなど、グループが所有するさまざまな店舗に在庫されている。
 
 これは、Covid-19の症例数が増えていることと、Covid-19の状況が進展している中で、生活習慣として定期的に検査を行うことに対する国民の意識によるものかもしれないと、FairPriceの広報担当者は述べた。
 
 2月8日(火)時点で、シンガポールにおけるCovid-19の局所感染者数は12,791人で、入院患者数は1,194人となっている。入院患者数が1,000人を超えたのは4日連続となった。
 
 しかし、小売業者3社は、今のところ十分な供給があるという。DFIの広報担当者は、現在、ガーディアンは十分な供給量を持っているが、ARTキットの安定供給を確保するために、さらに在庫数を確保するために、サプライヤーと緊密に連携しているという。
 
 FairPriceによると、今後2週間以内にさらに多くの在庫が入荷する見込みであるという。
 
 Watsonsも同じく、需要を見越して、さらなる在庫確保をしているという。

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