2022年2月8日
ワクチン未接種児の室内運動、最大5人までのグループは同一世帯
12歳以下でCovid-19の予防接種を受けていない子どもは、5人までのグループでマスクをして屋内スポーツ活動に参加することができるが、同じ世帯の子どもでなければならないと、国のスポーツ統括団体Sport Singapore(SportSG)が発表した。
スポーツ、身体運動、活動の安全管理措置に関する勧告は1月27日(木)に更新され、2010年以降に生まれたワクチン未接種の子どもに対する新しい感染対策が反映されている。
このルールは2月1日(火)から施行され、ワクチン未接種の12歳以下の子どもが5人までのグループでマスクなしの屋内スポーツ活動に参加する場合、同じ世帯の子どもでなければならないという従来の要件を拡大したものである。
屋外スポーツについては、マスクあり、なしを問わず、ワクチン未接種の子どもは5人までのグループで活動でき、同一世帯である必要はない。ワクチン未接種児と同じ5人組の完全接種者は、同一世帯である必要はない。
12歳以下のワクチン接種済みの子どもで、5人までのグループで遊ぶ場合、異なる家庭の子どもでも問題ない。屋内バドミントンコートや屋内バスケットボールコートなどの屋内環境で、完全予防接種を受けた成人の一般的なガイドラインに沿って、マスクありまたはマスクなしのスポーツ活動に参加することができる。
ワクチン未接種の子どもを含むクラス設定は、下記の通り、変わりはないという。
●マスクを着用する屋内スポーツ教室の場合、1グループ5名までの複数グループは可能だが、講師を含めて50名まで、または会場の定員枠までのどちらか低い方を上限とする。異なるグループ間の混在は認められない。
●屋内スポーツ教室でマスクをしていない人は、インストラクターやコーチを含めて5人1組は認める。
●屋外スポーツ教室の場合、参加者のマスクの有無に関わらず、5名までの複数グループでの参加は可能である。講師を含む総勢50名まで、または会場の定員枠までのどちらか低い方までとなる。
シンガポール保健省(MOH)は先月、感染症対策の一環として、2月1日からすべての屋内スポーツ施設、高等教育機関、ホテル、ホステル、サービスアパートメントで、敷地内に入る人の予防接種チェックを義務付けると発表した。