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国際

2021年12月22日

1月からパスポートのセルフスキャンやVTLカウンターのガラスシールドで国境手続きを強化

 2022年1月より、ウッドランズ・チェックポイントの手動式入国審査カウンターを利用する旅行者は、パスポートをセルフスキャンできるようになり、陸路ワクチン付きトラベルレーン(VTL)スキームを利用してシンガポールに出入りする旅行者の身体接触を減らすことができるようになる。ウッドランド検問所では、旅行者の安全、安心、シームレスな入国審査のために、これらの機能強化が順次進められている。
 
 また、これらのカウンターには、さらなる保護対策としてガラスの盾が設置され、これまで通り移民検問局(ICA)の職員が常駐し、予防接種証明書や出国前検査などの書類を検査する予定だという。
 
 国境措置が緩和されて以来、ウッドランド検問所を経由したシンガポールとマレーシアの往復は35,000回を超えている。
 
 来月からは、ICAが陸路でシンガポールに入国する人に電子ビザ(Visit Pass)を発行する予定で、このパスには、シンガポールでの最大滞在日数や最終滞在日などの詳細が記載される。この措置はすでに、チャンギ空港で実施されており、パスポートへのインクスタンプに代わるものである。
 
 電子Visit Passは電子メールで発行され、旅行者がSG Arrival Card(SGAC)電子サービスをオンラインで提出する際に申告したアドレスに送信される。SGACには健康状態に関する情報が記載されており、到着の3日前までに提出する必要がある。これは、チェックポイントで受け付けられなくなった、入国カード(通称ホワイトカード)に代わるものである。
 
 ICAの新しい取り組みは、12月20日(月)から陸路VTLが拡大され、ワクチン接種済みのシンガポール国民が検疫なしでコーズウェイを経由してマレーシアに入国できるようになったことを受けてのものである。コーズウェイ経由でシンガポールに入国するマレーシア人のワクチン接種者についても、同様の取り決めがあるという。
 
 バス事業者のTranstarとCauseway Linkが今月初め、販売するバスチケットの枚数を50%増やすことができると発表したため、推定4,320人が毎日マレーシア~シンガポール間を移動することができるようになった。11月29日(月)に陸路VTLが始まって以来、12月20日午後3時現在、24,540人以上の旅行者がシンガポールからマレーシアへ向けて出発している。また、同期間に12,455人が陸路VTLのためにシンガポールへの入国を許可されたとICAは伝えた。
 
 現在、手動カウンターを利用する旅行者は、ICA職員にパスポートを渡し、許可を得ている。VTL旅行者は、手動レーンに加え、シンガポール入国時にウッドランド検問所の20の自動レーンを利用することができる。シンガポール国民、永住権保持者、長期滞在者、フリークエントトラベラープログラム(FTP)に加入している海外旅行者は、ICAに生体情報が登録されていれば、これらの自動化レーンを利用することができる。この自動化レーンにより、多くの旅行者の出入国がより効率的になる。虹彩スキャナーと顔面スキャナーを備えた自動化レーンの利用には30秒、手動カウンターでは3分程度かかるという。
 
 ICAは、本人認証において指紋よりも信頼性が高いことに加え、虹彩・顔面スキャナーの使用により、より衛生的で便利かつ効率的なタッチフリー入国審査が可能になったと述べている。

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