2021年12月16日
12月中は雨が少なく、風の強い日も少ない見込み
シンガポールでは、12月いっぱいは雨が少ないものの、ほとんどの日の午後には短時間の雷雨が予想される。12月16日(木)、シンガポール気象局(MSS)によると、北東モンスーンの優勢により北西または北東から風が吹くものの、全般的に弱く、月の前半に比べ風の強い日は少ないと予想されている。スマトラ島スコール(雷雨の列)の通過により、今後数日間、未明から朝にかけてシンガポールで広範囲に雨が降り、時折突風が吹く可能性があるが、全体的に雨量は平年を大きく下回る見込みである。
日中の気温は24℃から33℃の日が多く、34℃に達する日もある。雨の日には22℃から23℃まで下がることもあるという。
12月の最初の2週間は比較的風が強く、特に2週目には北東モンスーンによってもたらされたにわか雨があった。最も強い突風は、12月13日(月)にアドミラルティで記録された68. 3kmhであった。月前半の総雨量が最も多かったのは12月10日(金)のウェスト・コーストで、78.8mmを記録した。この日は、午後から夕方にかけて島中で数回にわたり雨が降った。
12月1日(水)にはテンガで34.8℃の最高気温が記録された。同日、チャンギ気象台の気温は33.9℃を記録し、12月の気象台の記録である33.8℃を上回った。最低気温は12月2日(木)、ジュロン・ウェストで22.1℃を記録した。降雨量はシンガポール全土で平年を下回った。