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社会

2021年12月9日

本当に死ぬかと思った…、ボタニック・ガーデンでカワウソに男性襲われる

 シンガポール・ボタニック・ガーデンを訪れた男性が、カワウソの群れに足や尻、指などを噛まれ、病院に運ばれるという事件が起きた。11月30日(火)、グレアム・ジョージ・スペンサー氏は20箇所以上の傷を負い、中には縫合が必要なものもあった。
 
 カワウソが人を襲うのは今回が初めてではないが、動物愛護団体は、この動物は通常は攻撃的ではなく、自分が脅かされていると認識したことがきっかけで行動を起こした可能性があるとしている。
 
 イギリス人で60代のシンガポール永住権を持つスペンサー氏は、午前6時40分頃に襲われて、本当に死ぬかと思ったという。友人との朝の散歩が終わり、タマン・セラシ近くのシンガポール・ボタニック・ガーデンの入り口に差し掛かった時のことだった、4mほど前の薄暗い道を20匹ほどのカワウソが横切っていくのを発見した。彼が公園でカワウソを見たのは、5ヵ月ほど前に朝の散歩を始めて以来、初めてのことであったという。
 
 動物たちは静かに動いていたが、別の男性が走ってくると「気が狂った」ようになった。走ってきた男性に噛み付こうとしたが、男性はそれを避けてスペンサーさんの横を通り過ぎた。突然のことで、私とランナーを勘違いしたのだろう。カワウソに狙われ、足首を噛まれてうつ伏せになってしまい、足やお尻、そして1匹のカワウソが彼の指に噛みついた。
 
 友人が叫び声をあげたところ、動物たちは一瞬動きを止めた。二人は近くのビジターセンターに向かって走り、カワウソは少しの間追いかけてきた。
 
 2人が到着したとき、センターは無人で、警備員は10分ほどで休憩から戻ってきた。警備員は包帯を用意し、その後、他の公園スタッフがスペンサー氏の手当をした。病院への搬送を断って、友人と一緒に近くのグレンイーグルス病院に向かった。破傷風の注射と抗生物質の内服、傷口の縫合を行い、その日のうちに退院した。彼は傷の治療のために3回通院し、医療費として約1,200Sドル(約10万円)を費やしたという。
 
 12月3日(金)、シンガポール・ボタニック・ガーデンの担当者と話をし、当局がこの事件を調査していることを伝えた。スペンサーさんは、同じようなことが起こらないように対策を講じてほしいと語った。

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