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経済

2021年12月1日

7イレブン傘下の薬局、インドネシアに進出

 複合企業ベルジャヤ・グループ傘下のコンビニエンスストア最大手、セブン―イレブン・マレーシア・ホールディングス(SEM)は11月29日、傘下のドラッグストア運営会社がインドネシアに進出すると発表した。同国の携帯端末販売チェーン大手エラジャヤ・グループと合弁を組んで店舗を展開。年率10%近い成長を見込める同国の医薬品市場への参入により、収益拡大を図る。ドラッグストア事業での海外進出は初めてとなる。
 
 75%出資するドラッグストア運営子会社のケアリング・ファーマシー・リテール・マネジメントが同日、エラジャヤ傘下の医薬品・医療機器卸売会社と合弁事業に関する合意書を交わした。卸売りと小売りの2社を設立する。卸売会社は資本金100億3,000万ルピア(約8,000万円)で、ケアリングが50.1%、エラジャヤが49.9%を出資。一方、小売会社はエラジャヤの既存子会社で、ケアリングは239億5,000万ルピアを投じて49.9%を出資する。
 
 小売会社は、ケアリングがマレーシアのペナン州で店舗展開している「ウェリングス」ブランドで出店する。同ブランドはマレーシアを訪れるインドネシアからの医療観光客の間で知名度が高いという。
 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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