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社会

2021年11月11日

アップデートされたTraceTogetherアプリは、より迅速なエントリーが可能

 GovTech社は、TraceTogetherアプリの一部のユーザーが予防接種や検査のステータスチェックを行う際に、SafeEntryのチェックインパスに緑色の背景にアニメーションのカワウソが表示されるようになったと発表した。
 
 同社によると、11月11日(木)の朝、TraceTogether社のウェブサイトで、この現象はアプリのバージョン2.11以上を使用している人に適用される。緑と白のパスは、ワクチン接種やテストの状況をチェックする場所で、素早く入場できるようにデザインされている。緑の背景は、スタッフが遠くからパスを見て、素早く列を解消できるようにするためのもので、カワウソのアニメーションにより、確認を行うスタッフは、チェックインする人がスクリーンショットを使用していないことを簡単に確認できるという。
 
 グリーンバック(グリーンパス)を取得するためには、ホーム画面に「グリーンの予防接種」のステータスが表示され、必要に応じて「クリアのテスト」のステータスが表示される。グリーンパスを持っている人は、アプリのホーム画面に戻るのではなく、そのページを会場のスタッフに見せるだけでよい。
 
 ワクチンを接種しておらず、検査状況がクリアされていない人は、チェックイン画面に白い背景が表示される。(ホワイトパスとも呼ばれている)。
 
 ワクチン接種や検査状況の確認が必要な場所では、理由や書類を提出しないと入場できない。
 
 同社は、プライバシーとセキュリティ上の理由で、グループチェックイン機能を利用した場合にもホワイトパスが表示されるので、グループの全員が、グループチェックインパスを見せた後に、スタッフに予防接種や検査の状況を示す必要があるという。
 
 しかし、チェックインについては、必要かどうか疑問の声も上がっている。昨年5月12日に初めてSafeEntryでのチェックインが義務化されたが、これは、接触者追跡者が感染者の身近な接触者を迅速に見つけることを目的としているという。

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