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経済

2021年10月28日

独シルトロニック、ウエハー新工場を着工

 シリコンウエハー世界大手の独シルトロニックは10月26日、東部タンピネスで新工場の起工式を行った。300ミリメートルの「エピタキシャルウエハー」と呼ばれるウエハーを生産し、世界的な半導体需要の拡大に対応する。2024年までに総額20億ユーロ(約2650億円)を投じる計画。同社にとって過去最大の投資となる。
 
 韓国サムスン電子と合弁で、工業団地「タンピネス・ウエハーファブパーク」内に新工場を設ける。ウエハーの材料となる単結晶インゴットとエピタキシャルウエハーを生産する計画。600人を雇用する。
 
 シルトロニックは同工業団地内で1999年に200ミリメートルのウエハーの生産を開始。06年にはサムスンと合弁で第2工場を設け、300ミリメートルのシリコンインゴットとウエハーの生産に着手した。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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