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社会

2021年10月19日

新たなワクチン差別化策の発表後、ワクチン接種者が17,000名以上に急増

 新たな予防接種差別化策が発表された後の週は、ブースター注射やCovid-19ワクチンの初回接種を受ける人が増加した。
 
 シンガポール保健省(MOH)によると、10月9日(土)~15日(金)までの間に、約17,000名が国の予防接種プログラムの下でCovid-19ワクチンの初回接種を、さらに162,000名がブースターショットを受けた。ワクチン差別化策の発表前と比べると、10月2日(土)~8日(金)までの間に、約11,000名が国の予防接種プログラムの下で同ワクチンの初回接種を、約135,000名が追加接種を受けていた。
 
 10月9日(土)、コロナウイルスに取り組む複数の省庁によるタスクフォースは、10月13日(水)以降、ワクチンを接種していない人は、ショッピングモール、ホーカーセンター、コーヒーショップでの食事やアトラクションの利用ができなくなると発表した。この措置は、ワクチンを接種していない人々を地域社会で保護し、医療システムへの負担を軽減するためであると、当時は述べている。この発表がなされた時点では、1日の感染者数は3,000人を超えていた。
 
*詳細は、こちら 
 
 同日、対策本部は、30歳以上の人を対象に、Covid-19ワクチンのブースター注射を行うことも発表。ブースター注射は、9月15日から60歳以上の方、10月3日から50歳~59歳の方を対象としていた。
 
 また、10月9日には、ワクチンを接種したシンガポール人が11ヵ国に旅行し、検疫なしで帰国できる「ワクチン付き旅行レーン(VTL)」計画を展開。
 
 10月12日(火)に予防接種センターで話を聞いた人たちは、その日に初回接種を受けた理由として、食事をしたい、VTL計画で旅行したいなど、さまざまな理由を挙げていた。

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