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社会

2021年10月18日

Covid-19で、新たに9名死亡、3,058名の新規感染者が発生

 10月17日(日)、シンガポール保健省(MOH)の発表によると、57歳~100歳までのシンガポール人9名(男性6名、女性3名)が、Covid-19に関連した合併症で死亡し、シンガポールでのウイルスによる死者数は233名となった。9名のうち2名はワクチン接種を受けており、7名はワクチン未接種であった。ワクチン未接種者1名を除き、全員が基礎疾患を抱えていたとMOHは発表したが、詳細は明らかにされていない。
 
 過去28日間にこのような合併症で死亡した人のうち、25.9%が完全にワクチンを接種しており、残りはワクチンを接種していないか、または部分的な接種である。
 
 MOHの発表によると、Covid-19の新規感染者数は3,058名で内訳は、地域社会での新規感染が2,454件(60歳以上は469名)、寮居住の感染が601件、入国者は3件だという。
 
 日曜日の時点で、15,918名の患者が自宅で回復しており、2,986名の患者が地域のケア施設に、734名の患者がCovid-19治療施設に入院している。入院中の患者数は1,651名で、土曜日の1,464名から増加しており、酸素吸入が必要な患者数は327名。集中治療室の患者数は、土曜日の62名から66名に増加した。
 
 MOHが注意深く監視している大規模クラスターのうち、5つのクラスターで新たな症例が発生した。最大のクラスターは、マルシングにあるメソジスト教会で、新たに2名の患者が検出され、合計で109名(職員15名、入居者94名)となった。
 
 ブアンコックのイーコン・メディケア・センターでは、新たに4件の症例が追加され、クラスターの規模は63件(居住者60名、スタッフ3名)となった。
 
 パシリスにある認知症の人のための専用ロッジ「Apex Harmony Lodge」では、新たに2件が加わり、合計12件(居住者8名、スタッフ4名)となった。
 
 チャンギ空港にあるプレスクール「Learning Vision」でも、新たに1件の症例が見つかった。17名のうち、2名がスタッフ、13名が生徒、2名が患者の家族。
 
 ホーガンデルコートにあるMy World Preschoolでも合計14件(職員3名、生徒9名、家庭内感染者2名)の感染があった。
 
 日曜日の時点で、シンガポール国内の感染者数は148,178名となっている。
 
 これまでのところ、84%の人が完全にワクチンを接種し、85%の人が少なくとも1回の接種を受けている。合計577,069名がブースターショットを受け、さらに88,000名がその予約をしているという。

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