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社会

2021年10月4日

週末にホーカーセンターでCovid-19ルールを無視した188名を摘発

 先週の10月1日(金)~3日(日)にかけて、ホーカーセンターでの安全管理措置に違反したとして、警察と国家環境庁(NEA)の担当者が計188人を摘発した。
 
 外食規制が強化された最初の週末に行われた取締りでは、違反者が2名以上のグループで集まっている、1mの安全な距離を保っていないなどが判明した。また、マスクを着用していない、マスクを下げている、22時30分を過ぎてもアルコールを飲み続けていた人もいたとのこと。
 
 違反者には、初回は300Sドル(約2万5.000円)、2回目は1,000Sドル(約5万円)の罰金が科せられる。シンガポール国家環境庁(NEA)によると、8月以降、このような違反行為に対して500件近くの罰金が科せられている。
 
 10月3日(日)には、コロナウイルスに関連した合併症により、6名のシンガポール人が死亡し、2,057名の新規感染者が報告された。1,337名のCovid-19患者が入院している病院に余裕を持たせるため、先週の月曜日に外食のグループサイズが5名から2名に減らされた。シンガポール保健省(MOH)によると、このうち250名が酸素吸入を必要とし、35名が集中治療室に入っているという。
 
 NEAは、安全管理を徹底することがすべての人を守ることになるという。市場やホーカーセンターの出店者とそのアシスタントの98%がワクチンを接種しているが、すべての関係者に引き続き、警戒を呼びかけている。また、高齢者には、可能であれば外食ではなく、持ち帰り用の料理を注文するか、家人に代行してもらうことを呼びかけている。

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